LEDヘッドライト

HB3ヘッドライトをLEDにする効果とは?
投稿日:2018.02.17 お知らせ

ホイール交換やマフラー交換などよりも、さらに安価で手軽にできるカスタム方法として、ヘッドライトのバルブを、ハロゲンからLEDに交換している車もよく見かけるようになりました。
ところが、HB3タイプのハロゲンは使用されている範囲が限定的なため、ネットにはあまり情報が出ておらず、この記事にたどり着いたという方も多いのではないでしょうか。
今回の記事では、あまり情報が出回っていないHB3ハロゲンについての解説や、オススメのLEDはどこなのかなどについてご紹介していきます。
目次
ハイビームにこそLEDがオススメ

参照元:グーピット
HB3タイプのハロゲンバルブは、多くの場合、ハイビームとロービームが分かれている4灯式ヘッドライト(一部例外あり)の、ハイビーム側に使用されています。
「ハイビームなんて普段使わないからハロゲンでいいや」という方もいらっしゃると思いますが、ハイビームだからこそLEDのメリットを存分に発揮できると言っても良いのです。
ハイビームに求められる性能とは何なのか、そして、なぜハイビームにこそLEDがおすすめなのかについて下記よりご説明していきます。
瞬時に100%の光量を発揮
これまで、ハロゲンのヘッドライトを明るくするといえば、HIDというのが常識でした。確かに、明るさだけを見れば、LEDはHIDに敵いません。
しかし、HIDは構造上、通電してから100%の光量(明るさ)になるまで、早くても数秒の時間を必要とします。そのため、ON/OFFの回数が多いハイビームには向かず、特に、日常的に行われるパッシングという動作には全く向きません。
パッシングを行うときというのは、対向車に道を譲ったり、反対に譲ってもらった時のお礼として使用したりするのが一般的です。
ところが、パッシングの役割として重要なことは、自分を含め、周囲に危険を知らせるという目的でも使用されます。
つまり、いざ危険を知らせようにも、瞬時に光らなければ、パッシングの効果が半減してしまう恐れがあるのです。
危険を知らせるパッシングという観点で言えば、通電した瞬間に100%の光量を発揮でき、強い光を放つLEDがオススメと言えます。
「球切れ」の心配がない
上記でお話した通り、ハイビームはパッシングで使用されることが多いことはもちろん、ロービームに比べると、ON/OFFの回数が多くなりがち。
山道や田舎道などを除き、日本国内では、街頭をはじめとした街の明かりが豊富ですので、ハイビームを使用しなくとも、十分な夜間の視界を確保できる環境です。
さらに、対向車が居る場合では、当然ロービームに切り替えなければなりませんし、日本の市街地では対向車が全くいないという状況は、そう長い時間続くことは少ないでしょう。そうなれば、必然的にハイビームとロービームを切り替える機会が多くなります。
HB3ハロゲンバルブは、フィラメントと呼ばれる電熱線を発光させており、ライトのON/OFFの度にダメージを受けてしまい、切れやすくなってしまうのです。
一方、LEDにはフィラメントが無いため、いわゆる球切れがありません。もちろん、コントロールユニットの故障や、基板の不良などで点灯しなくなることはありますが、耐久性という面から見ても、ハイビームにはLEDが適していると言えます。
ロービームHID、ハイビームLEDがオススメ
HB3ハロゲンは、主に4灯式ヘッドライトのハイビーム側に使用されており、純正の状態で、ロービーム側にHIDが採用されている車種では、ハイビーム側をLEDにするというのがオススメです。
ロービームの純正HIDの色温度(ケルビン数)は4500K、対して、ハイビームのHB3ハロゲンの色温度は3200~3500Kですので、両方点灯させると、ハイビームとロービームの色は大きく違います。
ハイビームは、普段あまり使用しないため、純正のHB3ハロゲンのまま使用しているという方を多いでしょう。もちろん、そのままでも安全性に問題があるわけではありませんが、一つのヘッドライトの中に純白のHIDと、少し黄色味がかったハロゲンの2色が存在するのは、決して美しいものではありません。
そこで、ハイビーム側のHB3をHIDに交換してしまう方もいますが、先述してように、HIDは満足な光量を得るまでに少々時間がかかります。ハイとローの両方がHIDで見た目には美しいかもしれませんが、やはりHIDはハイビームには適さないのです。
そこで、純正でロービームにHIDが採用されている4灯式ヘッドライトの場合は、作動に時間がかからず、HIDにも似た鋭い光が特徴のLEDがオススメ。また、ハロゲンよりも明るいLEDは、ハイビームの視認性を数段アップしてくれます。
HB3/HB4共用バルブの注意点

参照元:みんカラ
アフターパーツとして販売されている、多くのHB3用LEDキットは、HB3とHB4の両方に使用できるようになっています。
HB3とHB4は、大きさや形状などが酷似しており、共用にすることでコスト抑えることができるのです。
実際には、爪の形状やOリングの大きさなどに違いがありますが、爪の形状や大きさを工夫し、どちらにでも取付けられるようになっています。ただし、Oリングについては、太さの違う2種類のOリングが同封されていますので、取り付けの際は間違えの内容に組付けましょう。
一般的に、HB3用のOリングよりもHB4用の方が太くなっており、細いマイナスドライバーなどで交換しますが、くれぐれもOリングを傷つけないように注意しなければなりません。また、車種によっては、光源であるLEDの角度によって、配光が変わってしまう場合がありますので、共用タイプを使用する場合は、LEDの角度調整ができる商品を選びましょう。
HB3にオススメなLEDを紹介
1位 | 2位 | 3位 | |
---|---|---|---|
項目 / ランキング | fcl.(エフシーエル) | YOURS(ユアーズ) | SPHERE LIGHT(スフィアライト) |
明るさ | ★★★★★ | ★★★★☆ | ★★★★★ |
配光 | ★★★★★ | ★★★★☆ | ★★★★☆ |
放熱タイプ | フィン | フィン | フィン |
ルーメン数 | 2200 | 3000 | 2400 |
消費電力 | 18W | 21W | |
ケルビン数 | 3,000/3,500/6000 | 4,500/6,000 | |
価格 | 13,400円(税込) | 9,016円(税込) | 21,600円(税込) |
コスパ | ★★★★★ | ★★★★☆ | ★★★☆☆ |
みんカラレビュー | 251件 | - | |
発売日 | 2018年 | 2015年 | 2017年 |
輸入車対応品 | 有り | 無し | 無し |
対応 | ★★★★★ | ★★★★☆ | ★★★☆☆ |
商品 | [公式サイト] | [公式サイト] | [公式サイト] |
1位のfcl.(エフシーエル)のLED
商品:2018年モデル H4Hi/Lo LEDヘッドライト 車検対応 ファンレスモデル【安心1年保証】
ハロゲンバルブのフィラメントを再現することで、より純正ハロゲンバルブに近い配光を実現しています。その技術により、低消費電力(18W)でも、正確な配光により明るく照らしてくれるのが良いですね。

引用:fcl.
有名な方の声
取り付け後の写真

引用:fcl.
- ★★★★★『お世辞抜きで純正からの5割増し以上』
-
純正ハロゲンと比較すると、電灯色からシャープなホワイトになって見た目もオシャレになりました。また、明るさや見えやすさも申し分なくお世辞抜きで純正からの5割増し以上になったと思います。
同様のファンレス構造のメジャーな他社商品(PHILIPS X-treme Ultinon)と比較しても、遜色のない品質で、かつ、簡単に取り付けられるのは非常にメリットのある魅力的な商品であることは間違いないと思います。 純正ハロゲンからLEDへ交換を考えている方には選択肢のひとつに入れてほしいと思いますよ~!!
装着:ホンダ フィット3 ハイブリッド
- ★★★★★『このLEDは白いです。そして明るいです。』
-
16系フィールダーに取り付けました。元はハロゲンです。取付方法はとても簡単でした。外して付け替えるだけです。初心者でも30分以内で完了するでしょう。元のハロゲンは黄色っぽい感じですが、このLEDは白いです。そして明るいです。
信号待ちで前車へのライトの反射が眩しく感じるようになりました。そのぐらい明るくなったということでしょう。保証もしっかりしているし粗悪な中華製に手を出すよりはこちらの製品がおすすめです。
装着:16系フィールダー
- ★★★★★『比較するのがバカバカしくなるほど明るくなりました。』
-
インプレッサWRX STI(GVB-ハロゲン仕様)のロービームにH7LEDバルブを装着しました。適合表には未確認とあったため、恐る恐るの購入でしたが防水カバーに干渉することなく装着できました。
おそらく兄弟車であるGR系のロービームにも装着できると思います。いままでハロゲンランプをいくつか試してみましたが、比較するのがバカバカしくなるほど明るくなりました。
ドレスアップは言うまでもなく、夜間の運転においてヘッドライトの明るさは安全にも繋がるので非常に満足しています
装着:インプレッサWRX STI(GVB-ハロゲン仕様)
- ★★★★★『明るい視界の中、夜間のドライブも問題ありません』
-
HIDと違いバルブを交換する感覚の簡単な作業工程で無事取り付ける事が出来ました。その後も何事もなく明るい視界の中、夜間のドライブも問題ありません。実際ファンの騒音などどうなのかな?と思いましたが、エンジンを切った状態で点灯し意識して初めて聞こえるくらいなので、普段のドライブの中では気になる事はありません。
今後も引き続き使用させていただきます。
装着:インプレッサWRX STI(GVB-ハロゲン仕様)
fcl.のLEDヘッドライトに交換
— ジムニーJB64乗り (@XgJb64) 2019年8月2日
視認性重視のハロゲン色
こんなに違うかって程に明るい
配光ムラも気にならず
おすすめですね pic.twitter.com/6ptRUIW5hO
旧車でもやっぱりヘッドライトは明るい方がいいね👍LED最高っす
— fiat500tokyo (@fiat500tokyo) 2019年3月26日
【2019年 fcl H4Hi/Lo LEDヘッドライト ファン付きモデル レビュー】フィアット500(チンクエチェント)のヘッドライトをLEDに交換してみた。|趣味するけんにい https://t.co/oIFKrFHiRg @KEN23_jpより
2位のYOURS(ユアーズ)のLED
商品:LEDヘッドライト フォグランプ CREE 6000LM 特殊フィルム採用でケルビン数を自由自在に変えられる!
チップにはCREE XM-12を使用し高額なLEDと同等、いやそれ以上の明るさを実現しています。そういう意味もあり、コスパが優れている商品として選びました。
また、一つのバルブで付属のフィルムを使用すれば数種類のケルビン数の光が出せるとして、面白さも兼ね合い、人気の商品となっています。耐熱性も抜群で安心してご使用できると思います。
引用:YOURS
取り付け後の写真
引用:YOURS
- ★★★★★『必要にして十分』
-
一昔前までのLEDバルブのイメージが払拭できないまま、半信半疑で購入しました。よくある100W(相当)実際のLED消費電力は10W位のものをよく買っていたようです。
この商品はそういう意味ではきちんと商品説明通りで、実際取付けでもハロゲンバルブの比ではないほど明るくなります。
ハスラーのフォグに取付けましたが、作業時間は10分程度。一つだけ見落としていたのは、6000Lm(両灯)はH4タイプのみで、それ以外のH8等は4400Lm(両灯)であったことくらいです。
ファッション性でケルビンだけがフォーカスされがちですが、肝心のライトとしての性能はルーメンのチェックも重要です。特にHIDはケルビン値が上昇するとルーメン値が下がるジレンマがありますが、LEDはその傾向が緩やかなような体感ですが、専門家ではないので真偽は不明です。
最近の自動車事情として、1gでも軽量化を行い燃費に貢献させるために、各パーツ(ライト類の材質など)も軽量化に、自ずと樹脂製のリフレクターやレンズといった部分がフォグランプでは顕著となっているようです。
HID化も考慮しましたが、発熱で樹脂リフレクター・レンズが溶けるリスクが非常に高いのでLEDは第一選択となりました。
総合的に満足の行く商品で、あとは耐久性だけ経過観察となります。フォグランプには強くオススメします。
- ★★★★★『明るさもヘッドライトなしでもフォグだけで十分いけます。』
-
ヴォクシー80煌の場合は全くの無加工で取り付けできました。というより極性がないみたいで、どっちを+にしてもつきます。明るさもヘッドライトなしでもフォグだけで十分いけます。
色的にはヴォクシー80系のラインポジションの色より白いです。(フィルムをつけない6500kの場合)個人的には8000kか10000kのフィルムを貼ってもっと青白くしたいんですけどラインポジションの色が変えられないならこのままでいきます。
3位のSPHERE LIGHT(スフィアライト)
商品:自動車用LEDヘッドライト RIZING2(ライジング2)
サイトより「データではない、体感する明るさ。」本物の明るさとは何か。数値上の定義はもちろんある。しかし何よりもドライバーが『明るい!』と体感できることが大事だ。」わたしも大いに同感。使用してみて、初めて分かる。数字じゃないんですね。
車によっても違いますしね。メーカーの商品ページを鵜呑みにせず、購入者レビューで判断するのが一番良いのかも。
スフィアライトのLEDはアシストハイビームという機能があり、ハイビーム時に生じる手前の死角をロービームを微弱に同時点灯させることでカバーしハイビーム走行時の視界がより快適にさせます。
取り付け後の写真
引用:SPHERE LIGHT
また、スフィアライトのLEDは取扱いのバルブ形状が豊富です。他社では販売のないH1タイプやアクア専用HIR2などもあります。少し年式のたった車やアクアの方にとっては魅力的ですね。
- ★★★★★『車検通りました。』
-
5つ星 三菱ミニカ23年式。 ノートe12から移設できるかなと思い装着したら、純正ゴムパッキンを若干カットすれば、問題なしでした。
点検時に、整備に車検確認してもらいましたが保安基準適合してるそうなので良かったです。 これからの方は参考にしてください。 装着は、エアクリーナーの脱着が面倒ですが・・・
取付け車種:三菱ミニカ23年式
- ★★★★★『マジ明るいです。』
-
昨日の夜、乗ろうとしたら、ライトが点灯しなく、HIDのバーナーが逝かれました、せっかくなので、バッテリーに優しいLEDにしました。
HIDには明るさで負けると思っていましたが、全然遜色ないです。最新のバージョンだとマジ明るいです。
- ★★★★★『三年保証はこのライトだけ!それだけの自信、間違いではない!』
-
急遽玉切れでホームセンター購入のハロゲンが暗すぎたので、知り合いからオススメのこちらを購入しました。値段は五倍ですが、明るさも五倍になりました。あまりに明るくてハイビームにしてるか焦るくらい。
カットラインも申し分なく、販売業者さんも対応が良いと評判ですし、何より三年保証に車検も問題ない。Amazonで安いLEDヘッドライトも考えましたが、安物買いの銭失いは嫌ですし、HIDにするより安くあがり、車にも電力負担がなく優しい。
安いLEDヘッドライトはレビュー見てわかりますが、まず車検が通ったなんて書かれたレビューが見受けられません。こちらは問題ありません。問題あった場合は対応してくれます。
安いLEDヘッドライトで対向車のドライバーを不愉快にさせ、安全に走行させなくするくらいの商品なら、こちらを購入した方が全然良いです。
各レビューにアップされている画像も大概ハイビームかと思うくらいの上向きです。安くて車検も通らない商品なら売らないでほしいし、こういった日本製の素晴らしい商品を買うべきだと本当に思います。
4500ケルビンでしたか、一番低いのが良いです。ケルビンが高い6500?だと雨の日は見えないようです。4500で充分白いし、ルーメンが高ければ見えるなんて嘘。心配であればホームページを拝見してほしいと思います。安いやつはまともな写真ないですよ。8000ルーメンとか数字で騙されるとこでした。
- ★★★★★『ディーラーも太鼓判』
-
ライトエースS412mの純正ハロゲンが暗いためLEDライトに交換することを決意し6000Kと迷いましたが4500Kを選択。素人でもカットラインがわかるくらいしっかり出ており、明るさも某車メーカーの純正HIDと同等かそれ以上に感じるほどでした。
また、S412mにはフォグランプの設定が無いためワンオフで取り付けを予定していましたが、こちらのLEDが手前から均等に明るいため、フォグランプの取り付けをキャンセルしたほど満足しています。ちなみにこちらのLEDは、価格が高価な分類であることと、確実性を重視していつもお世話になっているディーラーさんで取り付けしてもらいました。
こんな人にはHB3のLEDバルブ交換がオススメ!
ここまでHB3のハロゲンバルブをLEDにするメリットについてお話してきました。ですが、皆さんの中には、「わざわざ費用をかけてまでHB3ハロゲンバルブをLED化するのは……。」と二の足を踏んでしまう方も少なくないでしょう。
そこで、上記でお話してきた特徴を踏まえ、HB3ハロゲンをLED化するのは、どんな方にオススメなのかご紹介します。HB3ハロゲンバルブをLED化した方が良い方は、下記のような悩みや要望を持っている方です。
・ロービームとハイビームの色を揃えたい人 ・数年前のモデルでも最新車種のようなヘッドライトにしたい人 ・ヘッドライトバルブの交換が大変な車種に乗っている人
各メーカーから発売されているLEDキットを使えば、上記のような悩みや要望を簡単に解決することができます。
統一感のある光で愛車をグレードアップ
上記でもお話したように、HB3ハロゲンは、ロービームにHIDを採用した4灯式ヘッドライトのハイビーム側に使われることが一般的です。そのため、ロービームは鋭く明るいHIDで、ハイビームは従来と変わらない黄色みがかった電球色になってしまします。
そこで、ハイビーム側を瞬時に100%の光量が発揮できるLEDに交換することで、ロービームのHIDに近い色味と明るさを出すことができ、愛車の見た目をグッと引き締めてくれます。
最新車種に負けない顔つきと明るさをGET!
ハイブリッドモデルを中心として近年発売された車種の多くは、ロービームとハイビームのどちらにもLEDを採用している車種が多くなってきました。これらの車種は、最新のトレンドを盛り込んだデザインとLEDの鋭い光が相まって、未来的で洗練された印象を受けます。
現在車を持っている方の中には「自分の車は型式が古いから」と、つい最新車種に対して羨ましいなという気持ちを抱いてしまう方もいらっしゃると思います。ですが、HIDのロービームに合わせて、ハイビーム側をLED化することで、最新車種にも負けない顔つきに変化させることが可能です。
また、fclやスフィアライトを始めとした一流メーカーのLEDキットを使えば、純正ハロゲンよりも優れた配光が期待できます。車検や普段の使用に問題がないのはもちろん、より広く遠くまで照らしてくれるため、夜間走行の安全性を向上させることも可能なのです。
耐久性が高いLEDなら交換回数を減らせる
ハイビームにHB3ハロゲンを採用するトヨタハイエース(200系)など一部の車種の中には、ヘッドライトバルブを交換するために、ヘッドライト本体を脱着しなくてはならない車種があります。ヘッドライトは普段からあまり外すことがないため、ネジが錆びていたり、クリップなどの噛み込みが固くなりすぎていたりと、いざバルブが切れた際の交換作業は想像以上に大変です。
また、脱着が必要ない一般的なヘッドライトなら、業者に交換作業を依頼した場合の工賃は1,000円以内で収まりますが、交換が大変な車種では3,000円以上掛かってしまうことも十分に考えられます。
そこで、フィラメント(電熱線)を持たないLEDにすれば、交換する回数を減らすことができ、メンテナンス費用の節約や日々の安全性を向上させることが可能。実際、ハイエースを使用した救急車では、最初からハロゲンでは無くLEDのポジションバルブが取り付けられています。
救急車は一般車と違い、灯火類の切れが絶対に許されない車なのは言うまでもありません。このように、ハロゲンをLED化するのは、見た目や視認性の向上だけでなく、耐久性や安全性の向上にも役立つのです。
まとめ

参照元:クルママガジン イキクル
4灯式ヘッドライトのハイビーム側に使われることの多いHB3タイプのハロゲンバルブは、普段、街中ではあまり使用しないハイビームのため、つい後回しになってしまいがちです。
しかし、ハイビームの和名は「走行灯」であり、対向車が居る時にはロービーム(すれ違い灯)に切り替える必要がありますが、本来、夜間の走行では頻繁に使うことが推奨されています
街灯のある街中でも、効果的にハイビームを使用することで、視認性が向上するだけでなく、脇道から出てくる歩行者や自転車などにも、自車の存在を知らせることで、夜間走行の安全性が向上するのです。
つまり、明るさが求められるハイビームだからこそ、耐久性と実用性に優れたLEDへの交換はメリットが多く効果的。愛車のヘッドライトの明るさに不満があるという方も、クールな光で、愛車をドレスアップしたいという方も、HB3をLED化してみてはいかがでしょうか?