LEDヘッドライト

ハイブリッド車と相性の良いLEDヘッドライト
投稿日:2016.08.10 おすすめの取付け箇所

■ハイブリッド車
非常に高度なエネルギー制御を行うハイブリッド車。燃費向上のために搭載されたハイテク装備を知ると、
当然ヘッドライトにも最新のLEDバルブが標準採用されていると想像しがちです。
しかし、これは間違い。ハイブリッド車でも、一部の車種やグレードを除いてLEDヘッドライトは
オプション設定となっているのが普通です。もし、あなたの愛車がハイブリッド車にもかかわらず
ヘッドライトがLEDでないのなら、即刻バルブをLEDに変更すべきです。
ライトをハロゲンからLEDに変更することで、ハイブリッド車としての走行性能が
向上する可能性があります。
ハイブリッド車と相性の良い、LEDヘッドライト
ハイブリッドカーは、ふたつの異なる動力源を組み合わせて走る、新しいタイプの自動車です。 ハイブリッドカーの特徴はたくさんありますが、日本におけるハイブリッドカーのメリットとして 注目されるのは、何といっても「燃費の良さ」でしょう。
ハイブリッドカーには走行時に排出するCO2の量が少ないなどのエコロジーな面もありますが、 日本ではエコな面よりも購入後のランニングコストを考慮して選ばれることが多いようです。
このためか、多くのハイブリッドカーには、燃費を向上させるための仕組みが数多く組み込まれています。 たとえば減速時のエネルギーをバッテリーに回収したり、定速の走行時にはエンジンと駆動系を切り離して 意図的に滑空状態を作るなどのハイテク技術です。
これらの燃費向上システムが組み込まれているにもかかわらずヘッドライトがハロゲンのハイブリッドカーが 多いのは、現在現役で走るハイブリッドカーが発売開始となった当時、ヘッドライトに使えるLEDの価格が 高かったことが考えられます。
しかし、LEDヘッドライトの価格は徐々に下がっています。 現在では、高性能タイプでもかなりリーズナブルな価格になっていますから、もはやLEDヘッドライトを 選ばない理由はありません。
ヘッドライトをLEDにすれば、節約された電力を他のことに利用できます。 電力の収支に余裕ができるので、充電のために発電機を回す負荷を減らすことが可能になります。 つまり、それだけガソリンの消費を減らせるのです。もちろん、LEDヘッドライトによって電力消費が 抑えられれば、それを使ってモーターでの走行も増やせます。
つまり、LEDヘッドライトの採用で、走行可能な距離も増えることになるのです。
(http://openers.jp/gallery/315639/5 より)
cap:動力源がエンジンとモーターの2つなので、トランスミッションで双方のパワーを調整する。ハイブリッド車のトランスミッションは複雑な機構を持つ。
新車購入時のオプション選択より、納車後のカスタマイズがお得
最新型のハイブリッドカーでは、さすがにヘッドライトにLEDを採用する傾向が顕著です。 しかし、現在売られているハイブリッドカーにも、LEDヘッドライトがオプション扱いになっている モデルは少なくありません。しかも、そのオプション価格が10万円を超えていたりしますから驚きます。
もし、欲しい車両のLEDヘッドライトが高価なオプション扱いの場合は、納車後に自分でLED化するの が賢いやり方です。既にご紹介しているように、ハロゲンライトからLEDライトへの交換はとても簡単です。 LEDライトのセットも、現在では2-3万円で性能の良い製品が手に入ります。
自分で作業するのに不安がある場合は、プロに依頼する方法もあります。 LEDヘッドライトへの交換は簡単な作業なので、工賃もせいぜい数千円程度のはずです。
このように納車後にヘッドライトをLEDに変更するメリットは、価格以外にもあります。 その代表が、フォグやポジションランプなどとの色味を合わせられることです。 自動車のライトは、「色温度」の違いによって各ランプで微妙に色がずれていることがあります。
ヘッドライトを納車後に変更することで、この色のずれを最小限に調整できます。これは、自動車の見た目に こだわる人にはとても重要なことです。
もちろん、LEDヘッドライトにはハイブリッド車に装着しても問題のない製品が用意されています。 他のバルブとの色味の揃え方にノウハウを持つショップの多いので、トータルで作業を依頼すると 失敗がありません。
(http://toyota.jp/aqua/style/ より)
cap:絶好調のセールスを誇るトヨタの小型ハイブリッド車・アクア。お手頃価格のためか、標準のヘッドライトはハロゲンタイプだ。