H7ヘッドライトをLED化するためのポイント - LEDヘッドライト厳選比較ランキング情報

LEDヘッドライト厳選コラム

H7ヘッドライトをLED化するためのポイント

投稿日:2018.02.11 LEDヘッドライトの選び方

ホイールやオーディオを交換するように、今ではヘッドライトやフォグランプなどの灯火類を交換している方を多く見かけます。

ヘッドライトを明るいものに交換することは、見た目だけではなく夜間の視界を確保し、安全運転にもつながる手段として、多くの方が行っているカスタムとなりました。

ところが、この記事に辿り付いたという方の多くは、H7タイプのハロゲンをLEDやHIDにしたいと思っており、H4やHB3などに比べ、H7タイプのハロゲンを、HIDやLEDに交換する情報が少ないとお感じではありませんか?

そこで、今回の記事では、インターネットに出回っている情報が少ないH7タイプのハロゲンについて解説し、HIDとLEDに交換する際の注意点や、パーツ選びのポイントについてご紹介していきます。

H7ハロゲンバルブの特徴

ハロゲンバルブは、バルブの全長が53mm、バルブ直径(ガラス部)11Φとなり、H4やHB3などに比べる小型で、定格電力は12V/55Wとハロゲンバルブの中ではごく平均的。フィラメント(電熱電)はシングルタイプとなり、主にバイクのヘッドライトや車の4灯式ヘッドライトに使用されています。

 

H7タイプのハロゲンバルブを使用している車種は、平成20年(2008年)以前のHID非装着グレード向け、または、ロービームにHIDを採用し、ハイビームをH7ハロゲンとしているモデルも比較的多くされている規格です。



国産メーカーでH7を採用するのは、やはりサイズが小型であるという特徴を活かして、HIDの代替品としているH7を使用しているが多く見受けられます。したがって、LEDが標準化しつつある現行型の国産車では、純正採用している車種は、輸出を前提とした車種の一部に限られているようです。



一方、欧州を中心として輸入車では、減ってきてはいるものの、国産車に比べればH7を採用している車種が多く、日本に比べ、ハロゲンバルブの需要が高いことが要因として考えられます。



欧州では、車をより実用的な道具として捉える傾向が強く、見た目のファッション性よりも、雪道や濃霧といった悪天候時の視界確保や、交換時のコストなどが重視されているのです。


H7ハロゲンバルブを交換する際はアダプターに注意


現行の国産車に採用している車種が少ないH7のハロゲンヘッドライトですので、交換する際には少々注意が必要です。H7やH1のバルブを使用している車種の一部に、バルブの後部にアダプターを使用している場合があります。



なぜ、わざわざアダプターを使用しているのか、その理由は定かではありませんが、H1はホンダ車の一部、H7は日産や三菱車の一部に、アダプターを使用している車種が多いようです。



それでは、H7をLEDやHIDに交換する際、アダプター「有り」と「無し」ではどういった点に注意しななければいけないのかについて見ていきましょう。



H7ハロゲンバルブアダプター有り

H7バルブは、H4と同じように、バルブの固定はバネを使用してヘッドライト本体に固定されています。そのため、もともとアダプターが付いているタイプの場合、アダプターの厚み分が無ければ、ヘッドライトにバルブを固定することができません。

先述したように、メーカーだけでアダプターの有無は区別できませんので、商品を購入する前に現車の確認が必要です。もしも、現車が近くに無い場合は、部品メーカーかディーラーに問い合わせましょう。

一般的にH7に使用されているアダプターは耐熱性のある強化プラスチックが使われていますが、インターネットのオークションやフリマサイトなどには、価格の安い粗悪品が含まれていることがあり、値段ばかりを優先すると、最悪ヘッドライト本体が溶けてしまう恐れがあるため、部品メーカーが出す、信頼のおける商品がおすすめです。

また、H7をLEDやHIDに交換する場合には、その商品ごとに専用のアダプターが設定されているため、購入しようとしているメーカーで、同時にアダプターが販売されているか確認しておくと安心です。



H7ハロゲンバルブアダプター無し

もともとアダプターが使用されていない場合は、そのままLEDやHIDへ交換を行うことができます。ただし、ここで注意していただきたいのが、LEDに交換する場合のサイズです。

H7は、バネでヘッドライトに固定する方式のため、バルブ本体には一切防水機能が無く、ヘッドライト本体裏の蓋が、雨や埃の侵入を防ぐ役目を果たしています。そのため、大型のヒートシンクを備えたLEDの場合、ヒートシンクが邪魔になり、蓋がしっかりと閉まらない可能性があります。

近年市販されている商品は、ヒートシンクの素材や形状が進化したおかげで、放熱性能を損なうことなく、小型のヒートシンクを採用している商品が市販さえていますが、H7をLEDに交換する際は、ヒートシンクまで含めたバルブの寸法をよく確認しましょう。



H7ハロゲンを交換する際は防水処理がポイント

4灯タイプのヘッドライトに使用されているH7ハロゲンは、上記でも何度かお話している通り、バルブ本体をバネで固定しています。そのため、バルブ本体に防水や防塵の効果はなく、プラスチック製の裏蓋を使用することで、水や埃の侵入を防いでいるのです。

ただハロゲンバルブを交換するだけであれば、当然純正のコネクターをそのまま使用するため、最後にしっかりと蓋を閉じれば何も問題ありません。ところが、LEDやHIDに交換する場合には、裏蓋に穴をあける必要があるのです。



確実な防水・防塵処理の方法

もっとも確実な方法は、商品に付属している防水キャップや、防水テープを使用する方法です。特にHIDの場合は、車種や商品によっては20mm以上の大きな穴を開ける必要があり、開ける穴の大きさもミリ単位で細かく指定されています。

天地が指定されている防水キャップは、上下の方向をしっかりと確認し、上下の方向を間違えないようにしましょう。天地の指定が無く、切れ目のあるタイプの場合は、切れ目が下に来るように組付けます。

また、LEDの場合は配線を通すための穴ですので、必要以上に大きく開けることは避けましょう。防水テープが付属している場合には、配線とヘッドライト本体にしっかりと隙間なく密着させ、張り合わせ面が配線の下側に来るようにします。

防水キャップやテープが付属していない場合は、ホームセンターなどで防水パテやブチルテープを購入し、配線やバルブとヘッドライトの間の隙間をしっかりと塞いでおきましょう。 どちらにしても、水やほこりなどの不純物は、目に見えないような隙間からでも入りこむ可能性があります。せっかく購入したLEDやHIDがすぐに故障してしまうことの無いよう、しっかりと取り付け説明書を読み、的確で丁寧な穴あけ作業と、防水防塵処理が必要です。



水や埃の侵入で考えられる不具合

整備工場にいると、「エンジンルームって、そんなに水が入ることはないのでは?」と安易に考えられている方が極まれにいらっしゃいます。確かに、エンジンルーム内は、雨や洗車の水がバシャバシャかかるような環境ではありません。

しかし、走行風による巻き込まれて侵入する水や埃は、想像以上に多いもの。実際に愛車のボンネットを開けて確認していただければわかりますが、落ち葉の多い季節には、なぜかエンジンルームに枯れ葉が入りこんでいたり、梅雨時期や雪道などを走行した後には、エンジンルームの上部に、濡れたような跡が残っていたりすることも少なくありません。

そんな環境の中で、万が一ヘッドライト内に、水や埃が大量に侵入してしまうと、耐久性能が著しく低下してしまったり、最悪の場合ヘッドライト本体が溶けてしまったりする恐れがあります。

まず、ヘッドライト内に水が大量に浸入すると、内部に水が溜まってしまい、バルブの発する熱により、大量の水蒸気(湯気)が発生。ヘッドライトは通常ある程度水蒸気を逃がす構造になっていますが、発生する水蒸気の量が多くなってしまうと、外に逃がし切れなくなってしまいます。その結果、バルブの端子やコントロールユニット、ヒートシンクのファンなどが腐食しやすくなるのです。

次に、空気中には目に見えない埃と共に、油分をはじめとした不純物が含まれています。特に油分を多く含んだ埃が侵入し、バルブやコネクターなどに付着すると、異常発熱を起こすことがあるのです。

もともとヘッドライトの筐体(本体)はある程度の熱には耐えられる構造になっていますが、想定以上の熱が発生した場合はもちろん、通常よりも高温の状態が長く続くと、コネクター部が溶けたり、最悪、ヘッドライト本体が溶けてしまったりする恐れがあります。

ヘッドライト本体は安いものでも数万円以上、高いものでは10万円以上することがあり、車種によっては新品部品が生産されていない可能性があります。たかが水や埃と甘く見ることなく、的確は防水、防塵処理を行わなければ、大きな出費に繋がってしまう可能性があるのです。


H7ハロゲンを交換するならLEDとHIDどっちがおすすめ?



10年前では、ハロゲンのヘッドライト明るくする方法と言えば、HIDのコンバージョンキットを取り付けて、HID化するというのが一般的でした。その後、レクサスが世界で初めて市販車にLEDのヘッドライトを採用して以降、高級車を中心にLEDヘッドライトが純正で採用され始めます。



流行や性能向上に敏感なアフターマーケットでも、当然LEDヘッドライトキットが販売されるようになりますが、当初はかなり高価で、選べる数も少なければ、数万円以上する商品ばかり。

しかし、近年では、購入しやすい価格の商品が出そろい、HIDと変わらない価格でLEDキットが購入できるようになり、選べる商品の種類も多くなりました。ところが、選択肢が増えたことで、H7のハロゲンヘッドライトを交換するならHIDとLEDのどちらが良いのかという疑問をお持ちの方も多いことでしょう。

整備士として18年以上現場に勤務し、高効率ハロゲン→HID→LEDという時代の移り変わりを目の当たりにしてきた筆者としてのオススメは、ズバリLEDです。

ここからは、なぜH7にはLEDの方がおすすめなのかについて説明していきます。



LED紫外線をほとんど含まない


LEDとHIDの大きな違いの一つに、LEDはほとんど紫外線を出さないことが挙げられます。害虫駆除や日焼けマシーンなどの特別な目的を持って生産されている場合を除き、LEDの光は構造上紫外線や赤外線を含んでいません。

対して、HIDの光は紫外線を含んでいるため、有名メーカーの商品には、ほぼ紫外線カットのガラス管が使用されているほどです。

上記でも述べたように、H7を採用している国産車は平成20年以前の車両が主になります。年式が古くなってきている車両の場合、太陽光の影響で、どうしてもヘッドライトが黄ばんでしまいますが、実はヘッドライトバルブから出る紫外線の影響も少なくありません。

そのため、もともと紫外線を含まないLEDの方が、安心して使用することができるのです。



加工範囲が小さい


H7ヘッドライトには、必ず裏蓋が存在し、HIDやLEDを装着する際には、配線を通す穴などの加工が必要であることは、上記で述べた通りです。ただでさえ純正のパーツを加工しなければならないことを考えれば、開ける穴は小さいに越したことはありません。

もちろん商品によって必要な穴の大きさは違いますので、商品を選ぶ際は、できるだけ穴あけの大きさが小さいものを選びましょう。



順位1位2位
3位
ブランド2018モデルfclユアーズスフィアライト
明るさ★★★★★★★★★☆★★★★★
配光
★★★★★★★★★☆★★★★☆
放熱typeフィンフィンフィン
ルーメン数2,2003,0002,400
消費電力
18W21W
耐久性★★★★★★★★★☆★★★☆☆
ケルビン数3,000/3,500/60004,500/6,000
価格13,400円9,106円21,600円
保証1年間1年間3年間
送料
無料
無料15,000円以上無料
代引手数料15,000円無料金額に準ずる
コスパ★★★★★★★★★☆★★★☆☆
みんカラ
レビュー
251件
発売日2018年2015年2017年
輸入車対応有り無し無し
対応★★★★★★★★★☆★★★☆☆
商品
fcl公式サイトユアーズスフィアライト

【まとめ】H7をLED化するにはどんな商品を選ぶべきか



最後に、今回の記事のまとめとして、H7をLED化する場合に、何を基準に選んだら良いかまとめてみたいと思います。



1.車検対応品であること



せっかく購入したにも関わらず、車検のたびに交換するようでは、工賃が掛かってしまいますし、何度も脱着することは、寿命を縮めてしまう原因にもなります。



2.保証付きの商品


販売価格が安い商品の中には、保証が付いていないものや、付いていてもほとんど役に立たない保証内容の商品があります。



3.ケルビン数ではなくルーメンで選ぶ


販売されている商品にはさまざまな数値が書いてありますが、ハロゲンよりも明るくしたい場合に参考にする数値は、「ケルビン」ではなく「ルーメン」です。ケルビンは色温度を表す単位で、数値が大きくなればなるほど青白くなり、見た目のインパクトとは裏腹に、実際には暗く感じてしまいます。

実用性を重視するのであれば、ケルビン数(色温度)は6,000K程度にしておきましょう。そして、明るいLEDを選びたいのであれば、光束を表すルーメン値の大きな商品がおすすめです。

純正のハロゲンバルブは1,000~1,500ルーメンですので、LEDバルブ1灯当たり2,000ルーメン以上ある商品であれば、確実に明るくなっことを実感できるでしょう。

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