LEDヘッドライト厳選コラム

HIDのおすすめケルビン数と良いHIDキットメーカーの見分け方 

投稿日:2017.11.08 LEDヘッドライトの選び方

ヘッドライトやフォグランプは、人間で言えば目と同じようなインパクトがあるパーツであり、カスタムすることで愛車の雰囲気を大きく変える効果が期待できます。巷には実に多くの種類のHIDが販売され、どのHIDを選んだら良いのか迷ってしまいます。

この記事では、目的別でおすすめのケルビン数や、どういった商品がおススメなのかについてお話していきます。

HIDに交換する際おすすめのケルビン数は?



皆さんは、純正のハロゲンバルブから、HIDに交換する、または、純正のHIDバルブを社外品に交換する際など何を基準に購入しているでしょうか?純正HIDバルブを交換するのであれば「D2R」「D4S」と書かれた規格や、ハロゲンからHIDに交換する場合は、元のハロゲン規格に適合しているかを一覧表などで確認していると思います。


次に、皆さんが選ぶ基準としているのが「K」という単位で表記されたケルビン数でしょう。ケルビン数は交換後の明るさや見た目はもちろん、車検に通るかどうかという点にも大きく影響する数値です。まずは、ケルビン数とはなんであるかをきちんと理解し、お気に入りのHIDを見つける必要があります。


ケルビン数とは何か


ケルビン数とは、本来、熱力学温度の単位でなのですが、光の「色温度」の単位としても用いられています。色温度とは簡単に言うと、目に見える光の色を表す単位であり、ケルビン数が変われば目に見える光の色が違うということです。


では、ケルビン数によって目に見える光がどういった色に見えるかということですが、晴れた日のお昼に見える太陽光は5000K~6000K、昼白色の蛍光灯は6700K。


純正のハロゲンバルブは4300K~4500Kで、今ではあまり見かけなくなった黄色のヘッドライトは3000Kです。ケルビン数は数値が小さいほどオレンジや赤に近くなり、大きくなればなるほど青に近づいていきます。そこで、ヘッドライトやフォグランプの場合、どの程度のケルビン数を選べば良いかということがポイントです。


また、インターネットなどでは、「車検に合格するのは6000Kまで」といった情報を目にしますが、その根拠を理解して入れがば、もう少し選択の幅が広がります。それでは下記より、視認性(明るさ)とファッション性のどちらを優先するか、それぞれの目的別で、選ぶべきケルビン数を解説していきましょう。


視認性(明るさ)を重視する場合


ここで言う視認性(明るさ)とは、夜間走っているときに「道路標識などが見やすい」、「人や障害物がハッキリ認識できる」、そして、「雨が降っても見やすい」という3点です。そうなると、やはり、選ぶべきケルビン数(色温度)は4500K~5000K程度にしておくのが無難と言えるでしょう。


HIDやLEDなど、青白く鋭い光は、見た目にも強烈で明るいように感じると思いますが、あまり青白くなり過ぎると、視認性が悪化してしまうのです。まず1点目「道路標識の見やすさ」については、道路標識や道路標示は光を反射するよう作られていますので、極端に暗いバルブでなければ色温度にはあまり関係ありません。


色温度が大きく関係してくるのは、「人や障害物がハッキリ認識できる」「雨が降っても見やすい」という点です。これは光の持つ波長に関係しているのですが、光は赤に近いほど物の陰影をハッキリ映し出し、逆に青に近づくと吸収されやすくなってしまいます。


そのため、視認性と実用性を重視する場合は、あまりケルビン数の高い商品はおすすめできません。


ファッション性を重視する場合


あまりケルビン数が高いと、夜間の視認性が悪化すると書きましたが、6000KなどのHIDがダメというワケではありません。やはりせっかくHIDに交換するのであれば、青白く鋭い光にしたいものです。ただし、あまりケルビン数の高いものに交換してしまうと、普段の使用に問題が無くとも、車検に引っかかってしまう可能性が出てきます。


上記でもお話したように、光は色温度が上がるほど吸収されやすいため、見た目は明るくとも、車検で必要な明るさ(カンデラ)が不足してしまうのです。そこで、ファッション性が高く、車検に比較的通りやすい商品を選ぶのであれば、6000K~6500K程度にしておくと良いでしょう。


ただし、6000Kであっても、ヘッドライトの状態や、HIDの性能の違いで明るさが不足し、車検委通らないこともあります


引用:fcl公式サイト/失敗しないライトの色選び~ケルビン数について~



HIDを選ぶポイント


純正のハロゲンバルブをHIDに交換するためには、HIDバルブはもちろん、バラストやハーネスなどがセットになったコンバージョンキットを購入することになります。今では、1万円以下で購入できる物から数万円の高級品まで、実に多くの商品が販売されており、何を基準に選ぶべきなのか悩んでしまいます。


そこで、ここからは、HIDコンバージョンキットを選ぶ際に注意しておきたいポイントをご紹介していきますので、商品選びの参考にしてください。


値段だけで選ばない


HIDのコンバージョンキットが販売され始めたころの価格は、数万円かそれ以上という高額な商品が主流でしたが、近年では1万円以下で購入できる商品も増えてきました。もちろん安い商品はお財布にも優しく気軽に手を出しやすいのですが、どうしてもそういった商品の中には、不良品や粗悪品が含まれている確率が高くます。


また、公式のメーカーサイトすらない場合は、不良品だった場合の対応に不安があるためオススメできません。


では、高ければ良いのかと言えばそうではなく、なぜ割高なのかという理由や根拠がハッキリしており、保証やアフターサービスがしっかりしているかが大きなポイントです。値段が安いからダメ、高いから良いという単純な基準で選ぶのではなく、なぜ安いのか、なぜ高いのか、それぞれの理由をしっかり理解して選ぶ必要があります。


アフターサービスが充実している


どんなに高価な商品であっても、やはり初期不良品などが含まれている可能性がありますし、車との相性の良し悪しによっても、実際の明るさや寿命が変わってきます。そのため、万が一不良品にあたってしまった場合や、想定よりも早く点灯しなくなってしまった場合に保証や補修パーツがどれだけ充実しているかが重要です。


サポートデスクや、公式サイトなどがしっかりしていれば、例え低価格の海外製であっても、安心して購入できる商品ということが言えます。


バルブのみの交換ができるか否か


上記でも少し触れましたが、補修用のHIDバルブやバラストが後から単品購入できるかも大切なポイントです。保証期間内で点灯しなくなってしまった場合は、代替え商品送ってくれるため、部品代は無料になることは良くあります。


しかし、保証期間内であれ、保証に関係なく補修する場合であれ、HIDバルブやバラストの単体設定が無ければ、キットごと交換しなくてはならなくなるのです。当然整備工場などに交換を依頼した場合、バルブ単体の交換に比べて工賃は割高になってしまいますし、自分で交換できる方でも余計な手間がかかってしまうでしょう。


一般的に後付けのHIDキットでは、他メーカーの流用はできないことが多いため、メーカー内できちんと補修パーツが購入できる方が望ましいのです。



HIDとLEDではどっちがおすすめ?



HIDヘッドライトは、純正で採用されている車種も増え、ヘッドライトやフォグランプのカスタムとしてもはや定番と言っても良いでしょう。ところが、近年ではHIDに代わりLEDヘッドライトが登場し、高級車やエコを意識した車種では純正で採用されるようになってきました。


登場した当初は高価でなかなか手が出しづらかったLEDも、近年は随分と手の出しやすい価格になり、HIDにするかLEDにするかで悩んでいるという方も多いのではないでしょうか。そこで、長年整備士としてさまざまな商品に触れてきた経験から、それぞれのメリットや特徴をご紹介していきます。


明るさを求めるならHID


ヘッドライトを交換する目的は、明るくすることという方が多いと思いますが、単純に明るさを求めるのであれば、HIDがおすすめです。技術の進歩により、LEDもどんどん明るい商品が出てきてはいますが、絶対的な明るさという点では、まだまだHIDに敵いません。


交換の簡単さではLEDに軍配


LEDの魅力は、ハロゲンより明るく鋭い光であることと、交換の容易さです。HIDバルブを点灯させるためには、2万ボルト以上の高い電圧が必要ですので、そのためのバラストやイグナイターという装置を必要とします。


対してLEDは、車両から供給される電力を変換し、安定させるための基盤があれば良いので、多くの商品が、LEDバルブ本体と一体化した構造です。商品によっては、コントロールユニットが別体の物もありますが、HIDのバラストに比べ小型であるため、設置も簡単に行うことができます。


ヘッドライト・フォグでLEDヘッドライトとHIDとハロゲンを比較してみた

まとめ



さまざまなメーカーから、非常に多くの種類が販売されるようになったHIDですが、近年は若干LEDに押され気味な点は否めません。しかし、明るさや点灯時に見せる独特の雰囲気は、HIDにしか出せない魅力であり、まだまだ根強い人気を維持しています。


値段だけで商品を選ぶのではなく、記事内で紹介したポイントを参考にぜひお気に入りの商品を見つけてください。


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