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LEDヘッドライトとHIDの取付け比較-簡単なのはLEDヘッドライト-

投稿日:2017.03.17 HIDと比較

「ヘッドライト比較_明るさや使用感」でもお話しましたが、一般的にもヘッドライトは、LEDよりもHIDの方が取り付け難易度が高いと言われています。実際のところはどうなのでしょうか?

実例による取り付け手順と共に見ていきましょう。

「LEDヘッドライトの取り付け手順」


今回準備したキットは、GTxの“送料無料 LEDヘッドライト フォグランプ 車検対応 GTXテンプルナイト 完璧な配光 市販9600LM品に完全勝利 長寿命 純白光 H7 H8 H11 H16 HB3 HB4”です。 価格は脅威の5,980円。


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こちらの製品は最近主流となっているファンレスの一体型モデルです



・バッテリーのマイナス端子の取り外し


車の電装関係を扱う際には必ず作業前にバッテリーのマイナス端子を取り外し、車に流れる電流を遮断しておきましょう。これを怠ると、うっかりショートさせてしまったり、作業ミスにより最悪の場合車を壊してしまうことになります。


(画像は今回使用した車両がマツダロードスターNB8Cだったため、トランク内での作業風景となりますが、ほとんどの車のバッテリーはエンジンルーム内に設置されています。)



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・取り付け前のセット内容と手順の確認


セット内容には取扱説明書も含まれていますが、ほとんどの場合たいした内容は書かれていません。それどころか汎用の説明書のため実際の商品とは記載内容が合わないものも多いです。これは、取り付けにあたっては、プロのショップに依頼することを念頭においているためしかたのないことです。


内容の薄い説明書は諦めて、同じ車種への取り付け例やDIYの様子をインターネットで検索してみましょう。あらかじめ複数読み込んで頭に中でイメージしておくと、作業がスムーズです。


画像でもご理解いただける通り、LEDは非常にシンプルにできています。本当に使用する部品はこれだけです。


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・純正ハロゲンライトの取り外し


ヘッドライトと一口に言っても、実際にはポジション・ロービーム・ハイビームに加えて場合によっては、一つのユニットにウィンカーやフォグランプなどまで付いています。作業の前にヘッドライトを光らせてみて、どの位置のライトがロービームなのか確認しておきましょう。


今回の例では、一つのユニットに3つのバルブが刺さっていました。


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下画像右端の茶色いカプラーのものがロービームです。


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時計回りにカプラーをねじることで取り外すことができます。 HB4のヘッドライトなら全て同様です。


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車体側のカプラー(茶色)からバルブを台座ごとを抜き取ります。この際、必ずカプラーを持って引き抜きます。カプラーの後ろのコードはエンジンルーム内の熱により劣化している可能性が高く、万が一配線部を持って引っ張れば断線する可能性が高いです。


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・LEDバルブの取り付け


形や長さこそ異なるものの、台座の車両固定部分については全く同じであることがわかると思います。


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純正ハロゲンバルブよりかなり長いため少し注意しながらヘッドライトユニットの穴に挿入します。



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台座の欠けている部分を車体側と合わせて奥まで挿入し、ねじることでしっかりと固定します。


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バルブと変換コネクタ部をつなぐ接続部分をつなげます。


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変換コネクタ部と車体側コネクタを繋ぎます。商品側のカプラーの汎用性はかなり高いですが、合わせてみると若干カプラーの中のピンの位置が違っていたため黒いカプラー側の雄ピンの配置を少しずらしました。


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これで片側の作業は完了です。極性の間違いがないか、カプラーが緩んでいないかなど一通り最終チェックをしてから、バッテリーのマイナス端子を戻して点灯テストをしてみましょう。問題なく点灯することが確認できたら、反対側も同様の手順で作業します。


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「HIDヘッドライトの取り付け手順」



今回使用したHIDキットは、fclの“HB4 初心者専用HIDキット 35W 6000K【超薄型バラスト】【安心1年保証】”です。HIDとしては比較的低価格な税込9,580円。 オプションの電圧安定化リレーハーネスを追加しました。

http://ur2.link/Cc95

・作業前の準備

LEDのときの同様で、まずはバッテリーのマイナス端子を外すことからはじめましょう。 その後、取り付け方法等をインターネットで調査しておきます。 製品の付属品等内容を確認します。


画像からもお分かりいただける通り、HIDのキット内容はLEDと比較すると圧倒的に部品点数が多く複雑です。


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fclという会社の特徴かと思われますが、取扱説明書に関して、この手のキットとしては突出して丁寧で親切です。せっかくですので、取扱説明書の配線図をよくみながら、配線をつなぎましょう。


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・HIDバルブの取り付け


LEDの時と同様に元のバルブをねじって取り外しておきます。 HIDを扱う際の大事な注意事項があります。それは、ガラス管部分は絶対に素手で触らないということです。ガラス管部分は高温になるため素手で触ることによって手の油分が付着してしまうと、部分的な温度上昇による焼けや破裂に繋がってしまうからです。


LEDに比べてガラス管は破損しやすいですので、細心の注意を払って穴に挿入し、台座をねじることで車体に固定します。


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・電源の取り付け


実例の車種はマツダのNB8C型ロードスターということで、バッテリーがトランクに設置されています。そのせいで、バッテリーから直接電源をとることができません。そこで、エンジンルームの中ではもっとも直接バッテリーに近いヒューズボックスのサービスボルトから電源をとることにしました。


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黒と黄色のリレーボックスの間にあるボルトを利用します。


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HIDキットに付属している電圧安定化リレーの電源端子をボルトに共締めします。この作業は左右どちらか片方だけで必要となります。電源に近い方のライトを選択します。


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電源が確保できたところで、次は対となるアースの取り付けです。車体に取り付けられている金属製のボルトならどれでもいいので、無理なく取り付けられる場所にあるものを選んで共締めします。


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電圧安定化リレー本体をエンジンルーム内のできるだけ熱や水分から遠ざけられる位置に固定します。キットに付属のボルトとワッシャー、ナットを利用して、ブレーキラインの固定用ステーに取り付けました。


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・バラストの固定と配線のキッティング


バラストもリレーと同様に高温多湿になる箇所と、さらにエンジン制御コンピュータの近くを避けて自動車外装用両面テープなどでしっかり固定します。その他の配線も振動で金属部品の角で擦れて被膜が破れたりすることがないようにしっかりと付属の結束バンドを使って固定します。車は振動の塊です、油断しているとあっという間に断線してしまいかねないので注意しましょう。


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スイッチングのためだけに車体側の茶色いカプラーとスイッチング入力線を接続します。カプラーオンでの取り付けが可能です。


全ての接続についてプラスマイナスがあっていることと、カプラーがしっかりはまっていることを確認します。確認できたら、バッテリーのマイナス端子を取り付けて、点灯テストをしてみましょう。無事に点灯したら同様に反対側も取り付けます。反対側には電源を取る作業はなくアースのみとなります。


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「LEDとHIDの取り付け安さ比較」


ここまでにご説明させていただいた両者の取り付け手順からもご理解いただけたと思いますが、圧倒的にLEDの方が簡単に取り付けることができました。


また、HIDについては想定していた手順の通りに取り付けることができ、オプションの電圧安定化リレーを購入していたおかげで、チラつきもなく取り付けることができましたが、車種や製品によってはさらに取り付けが困難だったりチラつきが抑えられなかったりすることも多々あります。


さらに、HIDバルブのガラス管は薄く割れやすい上に素手で触るのも厳禁です。この辺りの扱い憎さも難易度を上げる要因にもなっていると推測できます。


結論といたしましては、LEDなら初めての方でも十分取り付けは可能でしょう。HIDはある程度の車の電装機器に関する知識がある方以外は、専門の業者に依頼することをお勧めします。



明るさについても比較してみました。

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