LEDヘッドライト

SR400のカスタム方法
投稿日:2019.05.08 人気車種のカスタム

SR400とはSR400は列記としたヤマハのスポーツバイクです。
2018年に40周年記念モデルが発売されて、1978年から基本構造が変わっていないとうい稀有なバイクですが、
なぜスポーツバイクといえるのでしょうか?
基本的には必要最低限の装備を備えているバイクですが、なによりそのエンジンのポテンシャル(モトクロッサーエンジン由来です)の高さと、車体重量が175kgと軽量であることに尽きます。
最近の250ccのスーパースポーツバイクはもっと軽いではないか、といわれそうですが確かにそれはそうです。
ですが、SR400は職人が手作業でバフがけしたフロントフェンダーと防錆処理・3層構造の美しい一本出しエキゾーストパイプ、造形美の美しい空冷フィン剥き出しのエンジン、トレンドマークともいえる絶妙な形のティアドロップタンクが独特の重厚な味を醸し出しています。
カスタムについて

はじめに、SR400のカスタムにおいて特に大事なポイントがあります。
「最終形」を作った上で、コツコツとカスタムを作り上げることです。もし最終形を作らずコツコツとカスタムすると「ちぐはぐなカスタム」になってしまします。また、いくらお金をかけたカスタムSRでも純正のSR400にはバイク屋での売買の際に負けてしまうことも覚えておきましょう。
カスタム
タイヤ
純正タイヤでも充分に狭いコーナリングが続くシーンでは俊足なSR400ですが、タイヤをダンロップの現代最新技術を使った伝統トレッドパターンのハイグリップタイヤであるTT100GPを装着させるとなお走行性能は高くなります。

マフラー
排気音もカスタムしたいポイントですが、車検でも大丈夫な大人のマフラー(スリップオンで十分です)をチョイスしたいところです。マフラーを交換すると必ず「センタースタンドストッパー」という部品が必要になります(純正マフラーに付属しているからです)
マフラーを変えると吸気も変えたい所ですのでパワーフィルターを変えることになりますが、この際吸排気をセットで変えてしまうことになりますのでFiのSR400はサブコンを変える必要があります。サブコンはポン付けできてしまうものから設定を出すものまでピンからキリまでありますので、選んだカスタムマフラーに合わせて慎重に選んでください。
パワーフィルターを付けるとキック時にシュコっと音がしますし、走っていてもアクセルを開けた分だけヌボボと吸気音がします。

その他、オススメのカスタム箇所はテールライト、マフラー、ウィンカー、ヘッドライトです。
テールランプ
テールライトはシングルエンジンバイクですので一丸テールライトにするのもよし、伝統のルーカスタイプも好みで選択してください。


ウインカー
ウィンカーに関してはスモールウィンカーにしたいかも知れませんが純正の大きなウィンカーは立ちゴケ時にバイクをガードしてくれる便利なパーツでもありますので慎重に行いましょう。逆にいうとスモールウィンカーは立ちゴケしない自信がついてからできる、カッコイイカスタムです。

ヘッドライト
ヘッドライトに関しては、ハロゲン球をHIDにするか、LEDにするかの2択になります。SR400に限った話ではなくバイクの灯体は狭いうえに色々な配線が入っているためスペースに限りがあります。ユニット内に収まる大きさのLEDであれば、わたしはLEDヘッドライトをおすすめします。
最近ではHIDと同等レベルまでの明るさになってきていますしね。おすすめはこちらです。
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ショップに任せる
非常に分かりにくいバッテリーレスについて記述しておきます。SR400には限らずバッテリーレスという言葉が流行りました。スカチューンと同じものですが、要は純正バッテリーを取り除くということです。
これは、FiのSR400では不可能かというとそうではありません、可能です。
カスタムパーツとして、スモールバッテリーを購入してSR400に付けて、純正バッテリーを外してスカチューンをすれば問題ないです。これはあくまでも可能かどうかレベルの話ですので、必ずSR400カスタムショップで相談して行ってください。また、簡単に思われがちなヘッドライトのカスタムもステーを変えるなど難しいですので、カスタムショップで相談しましょう。
まとめ
SR400はカスタムベースのバイクとして人気でしたが、最近ではバッテリーが必要なFiモデルになっていることや排気音の規制が厳しくなっていることで、やりすぎカスタムとしてSR400の新車を買われる方は少ない傾向があります。
古いSR400(500)ですと既にカスタムをしてあるモノやショップのカスタムモデルを購入するのが無難という印象です。
これはSR400自体の値段が上がってしまったことに一因があると思います。残念な傾向でもありますが、カスタムはそれ相応のリスクがありますのでプロに任せるのが良いです。