LEDヘッドライト厳選コラム

車の傷は自分で直すか業者にお任せか?メリットとデメリットをご紹介

投稿日:2017.11.02 車の修理・補修方法

お気に入りのホイールに交換する、流行のLEDヘッドライトに交換するなど、愛車を自分好みにカスタムすることは、車を所有する上での大きな楽しみでもあります。

しかし、公道を走る以上、たとえ自分が悪くなくとも、飛び石や駐車場でのこすり傷など、知らないうちに傷ついてしまうものです。せっかく自分好みに仕上げ、大切にしてきた愛車に傷が付いてしまったら、一刻も早く修理したいところでしょう。

ではその傷の修理は、自分で補修できるのか、それとも専門業者にお願いした方が良いのか、費用なども含め非常に迷うところでもあります。

そこでこの記事では、DIYで補修できる傷と、業者に依頼した方が良い傷の見極め方や、DIYと業者に依頼したそれぞれのメリットについてご紹介していきます。

傷の状態を見極めることが肝心



repair_md_02

参照元:ぱくたそ


どんなに大きな傷であっても、やろうと思えば自分で修理することは可能ですし、逆にどんなに小さな傷でも業者は快く引き受けてくれます。しかし、無理をして自分で修理した場合、下手をすると余計に傷が目立ってしまう可能性がありますし、自分で簡単に直せる傷を業者に頼んでしまうと、余計に高くついてしまうかもしれません。


まず大事なことは、その傷は自分で修理できるのか、それとも業者に依頼した方が良いのかを見極めることなのです。


自分で補修できる傷


repair_md_03

参照元:アクシス大阪


上記でもお話した通り、どんなに大きな傷や深い傷であっても、時間と労力をかければ、自分で修理することは可能です。しかし、当然仕上がりはプロに敵うものではなく、余計に傷が目立ってしまう恐れもあります。そこで、自分で補修できる傷かどうかは、大きさ、場所、凹みの3つのポイントをみきわめることで判断することが可能です。


/傷の大きさ
やはり傷が大きくなれば、それだけ補修の難易度は高くなりますので、線傷であれば3cm以内、こすり傷であれば2cm四方程度までとしておくことをオススメします。


/傷の場所
いくら丁寧に作業を行っても、ある程度補修痕が残ることは覚悟しなければならないため、ボディ下部など、もともとあまり目立たない場所の傷はトライしてみても良いでしょう。


/凹みの有無
凹みを伴うと、補修の難易度は一気に跳ね上がり、買い揃えなければならない物も多くなりますので、あまり自信の無い方は、凹みを伴う傷は避けた方が無難です。


業者に頼んだ方が良い傷


repair_md_04

参照元:ガレージローライド


どんなに小さな傷であっても、業者に修理を依頼すれば完ぺきに直してもらうことができますが、やはり費用は自分で修理する場合と比較して、割高になることがあります。業者に依頼した方が良い傷のポイントは、先述した「大きさ、場所、凹み」に加え、ボディ色と、どこまで仕上りを求めるかがポイントです。


/ボディ色
黒や紺色などの濃色は傷や汚れが目立ちやすいということは、皆さんよくご存じのことと思いますが、傷の修理や再塗装という観点では、実は濃色車よりもシルバーやパールの方が難しいのです。


理由は、シルバーやパール以外の色は比較的はっきりしており、経年変化による塗装の焼けも比較的合わせやすく目立ちにくいという特徴があります。対して、シルバーやパールといった色は、もともと曖昧な色味であり、さらに焼けによる色の変化が千差万別。


カラーナンバーを確認してタッチペンやカラースプレーを購入しても、色の違いが出てしまう恐れがあるのです。


/仕上がり
プロに頼む一番の目的は、仕上がりの良さに尽きるのではないでしょうか。


上記でもお話したように、車の塗装は紫外線や熱などの影響を受け、時間の経過と共に劣化し、色味が変化していくものです。専門業者では、長年の経験をもとに、微妙な色の調整を行い色あせてしまったボディであっても、素人目には分からないほどの仕上がりにしてくれます。



自分で補修する場合のメリット



repair_md_05

参照元:管理人のデミオ君


自分で傷の修復を行う場合、傷の程度によっては仕上がりや手間、難易度などが大きく変わってきます。いくらインターネットなどで情報を集めても、必ず納得した仕上がりになるかは大きな賭けであり、それでも自分で行うメリットはどんなものがあるのでしょうか。


修理費用を抑えることができる


自分で補修するメリットは何と言っても費用を安く抑えられることに尽きます。ツメなどで付いてしまった薄い傷であれば、簡単に市販のコンパウンドで磨くことでほぼわからないレベルにすることができます。


カー用品店やホームセンターなどでは、傷消し用のコンパウンドは1000円以内で購入することが可能です。また、塗装が剥がれてしまっている傷であっても、あまり大きくない傷であれば、マスキングテープ、タッチペン、耐水ペーパー、コンパウンドなどすべて揃えても数千円から1万円以内で収められます。


※DIYでの具体的な修理方法や手順は「該当ページのタイトルとリンクをお願いします。」をご覧ください。


やればやるほど上手くなる


専門業者で作業にあたる方たちは言わば「職人さん」。日々何台もの車の修理を行いながら経験を積み、腕を磨いています。一般の方が自分の車を修理するのも同じで、回数を重ねることでどんどん上達していくものです。


また、時間がかかって苦労して修理することで、それまで以上に愛車に対して愛着が沸くことも見逃せないメリットと言えるでしょう。


車の傷消しを自分でする!補修DIY方法



業者に依頼する場合のメリット



KONICA MINOLTA DIGITAL CAMERA

KONICA MINOLTA DIGITAL CAMERA

参照元:オートサービスサンルイス


費用をかけ、信頼できる業者に修理を依頼すれば間違いなく納得した仕上がりが期待できますが、自分で修理を行うよりも確実に費用がかかることは覚悟しなくてはなりません。それでも、プロの専門業者に依頼するメリットはどのようなことが考えられるのか見ていきましょう。


仕上がりが綺麗


当然のことかもしれませんが、専門業者に修理を依頼すれば、一般の方ではほぼわからないレベルまで修理してもらえますまた、傷の状態やボディの焼け具合、修理箇所など、あらゆることを考慮して、プロは的確な修理方法を選択し、提案してくれることも大きなメリットです。


修理方法を間違えると、余計な出費がかかるのはもちろん、修理後の耐久性などにも大きく関わってくるため、業者と良く相談することも忘れてはいけません。


車検などと一緒にお願いできる


大きな傷でなくとも、業者にお願いすれば半日~1日程度、自分で行う場合にはさらに長い時間をかける必要があり、お仕事で忙しい方にとっては時間も大きな問題になるでしょう。そこで、車検やオイル交換などと一緒に依頼してしまうことで、何度も足を運ぶ必要はありません。


また、車検と一緒にすることで業者によっては自宅まで引き取りに来てくれることもあります。気になる傷があるという方は、いつも車検やメンテナンスをお願いしている業者に相談してみるのも良いでしょう。


ヘッドライト磨きなどのサービスもある


車の傷修理を請け負っているほとんどの業者では、ヘッドライト磨きや、ボディコーティングなども依頼することができます。傷の修理を行った場合、修理箇所のボディコーティングは当然なくなってしまいますので、ボディコーティングの部分施工を一緒にお願いできれば安心です。


さらに、修理をするついでに、ヘッドライトも綺麗に磨いてもらえば、大きな満足感を得ることができます。


車の傷や凹みの修理はどこに依頼するのがお得なの?



まとめ



repair_md_07

参照元:のんびりなまけにっき2


愛車についてしまった傷は一刻も早く綺麗にしたいものです。見た目だけではなく、塗装が剥がれているような傷をそのまま放置してしまうと、最悪の場合目に見えない塗装面の下に、いつの間にか錆が広がってしまう恐れもあります。


そこで、少しでも不安を感じているのであれば、まず業者に相談し見積もりを取ってみましょう。その見積もり金額を見て、自分で修理に挑戦するか、確実性を重視してプロの業者にお願いするか判断しても良いのではないでしょうか。

一覧を見る

Go Back to Top!